宇良、応援したくなるNO1力士

大相撲の春場所は新横綱の稀勢の里が無敗で終盤を迎え2場所連続優勝に大手をかけています。
会場では稀勢の里の土俵入りは大盛り上がり、大声援を浴びています。

そんな横綱にも負けずと劣らない声援を受けているのが平幕の宇良関です。
何故、宇良が人気があるのか、それは誰でも宇良の取り組みを見れば応援したくなる、それが宇良なのです。

昨年現役を引退したボクサーの長谷川穂積さんが相撲中継のゲストに来ていた時のことです。
子供の頃は千代の富士のファンだったいう長谷川さんですが、最近の力士についてはさほど詳しくはなかったようです。

幕入りの取り組みが始まり、宇良対琴勇輝の対戦になりました。
大阪出身の宇良への大歓声に驚いていた長谷川さん。
立ち合いが合わずに宇良は相手の琴勇輝、そして審判に向かって頭を下げる姿にも「謝るんですね」とびっくりしていました。

頭を下げる宇良のしぐさはファンなら「かわいい~~」となるわけですが、長谷川さんも胸キュンとなってしまったようです。
琴勇輝の張り手を素早い動きで交わし、勝利した宇良に大興奮の長谷川さんは「面白い相撲」と夢中になったようでした。

最後に長谷川さんが一番印象に残った取り組みを聞かれると、この取組を挙げてたのです。
長谷川さんは今後もきっと宇良を応援し続けるのではないかと思います。
宇良の相撲に対するひたむきさとか、礼儀正しい振る舞い。

そして、小兵ならではのすばしっこい動きなど、どれをとっても日本人好みなんですよね。
しかも、しぐさが可愛らしく、小動物のようです。
老若男女問わずに人気があるのも伺えます。

元横綱の北の富士さんも「稀勢の里が横綱になったので、稀勢の里を横綱する会は解散、代わりに宇良を三役にする会を結成するか」とコメント。
辛口解説の北の富士さんをも虜にしてしまう宇良、けがに負けずに勝ち越しを決めて欲しいですね。

高安関の口上はシンプルだった

大相撲夏場所が終わり11勝をあげ、直近の3場所33勝という条件をクリアし大関に昇進した高安関。
2015年の照ノ富士関が昇進して以来2年ぶりの大関誕生となり、日本人力士では2014年の豪栄道関以来3年ぶりとなります。

31日に大関伝達式が行われ、高安関の口上が注目されましたが「正々堂々精進いたします」というシンプルな口上でした。
1月に横綱に昇進した兄弟子の稀勢の里関も「横綱の名に恥じぬよう」というとてもシンプルなものでした。
稀勢の里関はちょっと噛んでしまいましたが、高安関は無事口上を伝え終えました。

同じ部屋で同じ親方に指導を受けていた2人。
性格や考え方もよく似ているのかもしれません。

2人とも立ち合いで変化をしたりせず、正面から相手にぶつかるという姿勢を貫いているように思います。
正々堂々戦うという言葉がぴったりです。

高安関が昇進したことを「こんないうれしいことはない」と言っていました。
自分のことのように喜んでいた姿が印象的でした。

いつも場所中にインタビューを受けている時は堂々としてクールな高安関も稀勢の里関の前では後輩らしく小さくなっていたように感じます。
それにしても、2人が笑顔で写真に納まる姿がとても微笑ましかったです。

安美錦、伊勢ヶ濱部屋に所属していた元大相撲力士

38歳で現在、現役関取最年長の十両・安美錦は夏場所で十両の優勝争いを演じる好調な取り組みを見せました。
元々幕内で相撲を取っていたのですが、2016年の5月場所でアキレス腱断裂の大けがをして翌場所を休場、9月場所から2004年11月場所以来約12年ぶりとなる十両で土俵を務めています。

安美錦は、今場所は2連敗スタートでしたが、その後勝ち星を延ばし、14日目ではトップ対の8勝5敗となりました。
千秋楽、錦木との優勝をかけた一番では取り直しとなり、惜しくも負けてしまい、十両優勝の最年長記録を更新することができませんでした。

それでも、来場所は番付も上がって、いよいよ幕内復帰を目指すことになります。
年齢的にもアキレス腱断裂のような大きなけがをしてしまったら、気持ちが折れて引退を考えてしまうのではないかと思います。
ただ、いつも必ず、幕内に戻るとコメント、飄々した雰囲気の中にも相撲に対する情熱はまだまだ続いているのだなと感心します。

また、安美錦は巡業などで、部屋や一門関係なく、若手力士に稽古をつけてくれることでも有名です。
前場所から幕内に昇進した人気の宇良関も、場所前の巡業で熱心に指導を受けています。
一門の枠を超えて、後輩にアドバイスした大ベテランの姿は安美錦の人間性が伺えます。

安美錦がけがで休場していた時は、同部屋の宝富士がインタビューのたびに安美錦のけがの状況を報告。
「言えと言われているので」とは言うものの、後輩が好かれていることが分かります。
大関の照ノ富士が優勝した時も自分のことのように喜んだと聞きます。

ポーカーフェイスで冷たい感じがしますが、心は熱い素敵な力士、ファンが多いのも分かりますね。
足のけがは完治とはいかないと思いますが、安美錦の技の相撲で幕内も戻ってほしいと思っています。

出羽海部屋の御嶽海に大相撲ファンとして期待!

一時落ち込んだ大相撲人気も再び活気を見せ始め、本場所中は連日満員御礼の垂れ幕が下がり当日券も完売になるようです。
そんな中で期待されるのが日本人力士の活躍で、特に最近は御嶽海に大勢の相撲ファンが注目しています。

初土俵は平成27年3月場所で、それからはアッという間に新入幕を果たし小結まで行きましたが、やはり実力が違う上位陣には歯が立たずひと場所で陥落しました。

しかし相撲界はそれが普通で、そう簡単に大関や横綱になれる訳がなく日頃の稽古が大事だと相撲解説の方が良く言っています。
更に解説の方が言うには、御嶽海は稽古場と本番が全く違って本番に強い力士だそうです。
親方衆から見れば稽古を充実して土俵に上がれと指導していると思うので御嶽海のような力士は良い評価が貰えないかもしれません。

しかし御嶽海は稽古を怠けているのではなく、稽古場の雰囲気の中でとる相撲と本場所の土俵の上でとる相撲ではモチベーションが違うだけのようです。
インタビューにもだいぶ慣れてきて最近は「カメラ目線」と言われるのを聞きましたが、本人はどうやらポジティブな考えの持ち主で、勝負に負けた後も落ち込んだ様子もなくてきぱきと答えています。

今後は怪我だけは気を付けて、もっと精進し、御嶽海には大関横綱を目指してほしいと思います。
日本人力士が活躍すれば、他の力士の刺激にもなります。

大相撲初場所、やっと大関稀勢の里が優勝を決めました!

やっと大関稀勢の里が優勝を決めました。
何度も何度も今場所こそはと、外野が口をそろえて言っていました。
NHKの相撲解説の北の富士も、早く日本人の横綱が出てほしいものだと言っていました。

その北の富士は病気のために今場所の解説はお休みされています。
稀勢の里は気が弱いのか、ついていないのか、ここぞという時に負けてしまっていました。
今場所もそのうちころっと負けちゃうんじゃないかな?

そうなったらいつものように続けて負けちゃうんじゃないのかなと、心配でしたがやっと優勝ですね。
今場所は日馬富士も角竜も途中休場になってしまって、どうなってるんだろうと思いましたが、白鵬だけは頑張って横綱の務めを果たしています。
白鵬はさすがだな~と思います。

稀勢の里が優勝を決めることになった白鵬の貴ノ岩との対戦は、いつもの白鵬だったらぎりぎりのところで相手を転がして勝っていたと思いますが、貴ノ岩に一気に押されてそのまま踏ん張り切れずに土俵の外に出てしまっていました。

最近の白鵬の相撲は時間をかけて、その間に相手の弱点を考えて勝つというパターンが増えていると思うので、貴ノ岩のように一気呵成にやってこられるとダメみたいです。
千秋楽の一番も稀勢の里が勝って優勝を飾ってほしいものです。

手術明けの遠藤関、関取は無理をしなければいけない?

夏場所を途中休場した平幕の遠藤関が7月下旬に左足首の手術を受けていたそうです。
内視鏡による手術で、遊離軟骨を除去したそうです。
以前、白鵬関も同じ手術を受けています。

遠藤関は現在、上半身を中心に鍛えているそうで、まだ本格的な稽古はしていない模様です。
それでも9月10日から行われる秋場所には、遠藤関は出場する意向だそうです。

遠藤関には無理をしないでしっかりと休んでもらいたいと思うのですが、関取ってよほどのことがない限り休みません。
というより、番付が下がるからという理由で休めないのでしょう。

2ヶ月間隔である場所でその間に手術をして治療して、稽古してまた15日間土俵に上がるといのは無謀なような気がします。
白鵬関も手術を受けた後はすぐに場所に復帰しています。

照ノ富士関も膝の手術を受けてからすぐに夏場所に出場。
以前は公傷制度があったようなのですが、現在はないそうで無理をしてでも土俵に上がるというスタイルになっています。

遠藤関は現在27歳と決して若手とは言えない年齢ですが、1場所でも長く休めばまた違ってくるのではないかと考えます。
怪我をした場所をかばうとまた他の場所を怪我しがちですので、万全の体制で戻って来てもらいたいというのがファンの願いです。

勝ってもクールな遠藤関、来場所は三役昇進に期待します!

大相撲、夏場所が始まりました。
毎回思うのですが、年間6回、2ヶ月ずつ開催される大相撲はあっという間で、その間にも地方巡業などがあり、関取は大変な職業だなぁと思います。
ケガをしてしまった関取というのは休む暇もなく、稽古も重ねなければいけないので常にケガの不安があるのだろうと想像します。

昨年はケガとの闘いだった遠藤関も順調に番付を上げ、夏場所は3度目の前頭筆頭という地位に返り咲きました。
遠藤関は、スピード出世で注目されましたが、ケガもあり思うようにいかなかった時期もありますが、着実に力をつけているように思います。

初日も大関・照ノ富士関に序盤は圧倒されましたが、上手く切替し最後は巻き返して寄り切りました。
踏ん張れるようになったのが膝の調子が良いということでしょうか。

遠藤関の顔つきも勝っても表情一つ変えず、冷静に次の関取に力水をつけていました。
以前よりも、一段と表情が引き締まったように思いどっしりと構えている感じが伺えます。

まだまだ初日ですが、今場所大きく勝ち越せば、遠藤関も三役昇進が見えてくる大事な場所です。
しばらくは横綱・大関戦が続き気の抜けないところだと思いますが、持ち前の技術で上位陣をあっと言わせてもらいたいなと思っています。